【新聞掲載】日本の雹害対策を強化:DRSグループ日本法人設立
掲載日: May 21, 2025 (HP掲載日)
この度、DRSオートモーティブソリューションズジャパン株式会社の設立、および日本市場における先進的な雹害(ひょうがい)対策ソリューションについて、2025年5月21日付けの日刊自動車新聞で紹介されました。
記事で紹介された主なポイント
日本法人「DRSオートモーティブソリューションズジャパン」設立
- 2024年に日本各地で発生した大規模な雹害被害を受け、自動車メーカー、保険会社、自動車ディーラーネットワークとの継続的な協議を経て、2025年1月7日に東京都新宿区に設立されました。
- 日本のローカル市場に適した雹害修理の支援体制を構築することを目的としています。
DRSグループの豊富な実績と高い技術力
- 親会社であるドイツのDRSグループは、ペイントレスデントリペア(PDR)による大規模な雹害修理支援において世界的な実績を有し、30日間で4万台以上の車両を修復した記録があります。
- 海外の自動車メーカーに対し、生産ライン上の微細な凹み除去技術のトレーニングプログラムも展開しています。
日本市場における具体的な取り組み
- 専門技術者の育成: 埼玉県にトレーニング・品質保証センターを設立し、15人以上の日本人PDR技術者の技能を承認し、特に重度の雹害にも対応できる体制を整えています。
- 迅速な災害対応: 2025年3月に発生した愛知県および静岡県の雹害においては、迅速な支援体制を構築し、被害車両の修復支援を自動車メーカーおよびディーラー各社と連携して行いました。
- 先進技術の導入(日本初): ドイツ・フラウンホーファー研究機構が開発したAI技術を搭載した「モバイル型人工知能(AI)雹害スキャナー」を日本市場で初めて導入。 これにより、客観的かつ高精度な損傷診断と修理後の品質確認が可能となり、保険査定や修理業務のプロセス効率化に貢献します。
提供価値と環境への配慮
- PDR技術により、工場出荷時の塗装を保持し、パーツ交換を回避することで車両本来の価値を守りながら、環境負荷も低減するアプローチを推進しています。
- 自動車メーカー、ディーラー、保険会社向けに統合的な雹害修理ソリューションを提供するパートナーとして位置づけられています。
市場からの期待
- 近年、日本国内でも雹害による車両被害が拡大傾向にあり、大規模かつ高品質な修理体制の必要性が高まっています。 こうした背景のもと、同社の技術・人材・プロセスの総合的な支援体制は、日本の自動車アフターサービス業界および保険業界において、今後さらに注目を集めることが予想されています。
当社のコメント
DRSオートモーティブソリューションズジャパンは、記事で紹介された世界最先端のPDR技術とAIを活用した診断システムにより、日本における雹害車両の修理プロセスを革新し、お客様の大切な自動車の価値維持と環境負荷の低減に貢献してまいります。今後も関係各社様との連携を強化し、質の高いサービスを提供できるよう努めてまいります。
掲載メディア情報
- 新聞名:日刊自動車新聞
- 発行日:2025年5月21日
- 見出し:独DRSグループが日本法人設立
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